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水道と井戸

地中熱利用ヒートポンプのこともあって、井戸を掘る費用を見積もってもらおうと山梨県のある会社に問い合わせてみました。この会社はかなりしっかりしたところで、なんと市役所にまで確認してくれました。
その話によると、井戸の掘削に関する条例が最近できて制限が設けられたとのことです。ん、なにやら嫌な予感がしますが先を急ぎましょう。
井戸掘削の条件は2つあります。
1つは市の取水源から一定の距離が離れていること。2つめは、市の給水管が近くにないこと、の2点を満たさないといけないのです。
前者は問題ないのでですが、後者の給水管の距離は微妙らしいです。
近くの畑まで水道は引かれているのですが、それは細い管(13mm?)で来ているのでもし分岐できるようなら、井戸の掘削は認められない。水圧などの関係で分岐ができないなら本管から敷地までは300mぐらい離れているので、許可されるでしょう、とのこと。
で、市でそれを調べてくれるのかと思ったら、開発の図面などを見てみないとなんとも言えないということで、また保留です。
井戸1つとってみてもこの調子だから、話がなかなか進まないのも無理はないですね。
本当に計画通りに行くのか....さらなる不安は続きます...

土地のこと

土地のことで少し話が進展しました。
開発申請関連の書類がいつ揃って、いつ最終的な認可かが出るのかを問い合わせていたのですが、その答えをやっともらえました。
いままでは4月末をめどにするということでしたが、やはり、時間的に無理そうで、結論は6月末なら大丈夫、ということでした。まあ、2ヶ月のズレはありますが、時期がはっきりしただけでもよしとしましょう。
建物の着工が7月からだとして、少なくとも3ヶ月は見ないといけないから、早くて10月ですね。とっぷりと秋ですね。
本格オープンは来年の春か...。まあ、そう思っとくほうがヤキモキしないでよさそうです。
でも、手に入ることは確定したわけですから、家のことや厩舎のこと、やることはたくさんありそうです。

換気システム

またまた、家の話です。

換気システムは大きく分けて
・自然吸気/機械排気の第3種換気
・機械吸気/機械排気の第1種換気
があります。
定義からすると、窓につけた換気扇だけで換気していても第3種換気と言えます。
第1種換気は通常、各部屋に吸気ダクトをつけて、外部から取り込んだ空気と熱交換してから排出します。
この熱交換の仕方には顕熱交換と全熱交換方式があります。あまり聴きなれない言葉ですが、顕熱のほうは温度のみで、全熱のほうは湿度も含みます。とかくと全熱のほうが優れているように感じますね。事実熱交換率をみれば全熱交換のほうが圧倒的によい数字になります。ようするに熱量は水分にも多く含まれているということですね。では全部全熱交換にすればよいことになりますが、デメリットもあります。
まずは値段が高いこと、それと湿度を含めて交換するわけですから室内の湿度が高すぎる場合は外気を取り入れても低くならないというかなり致命的な欠点があります。それとフィルタや熱交換素子のメンテナンスも含まれます。とくに寒冷地では結露する可能性があり、そのため寒冷地では熱交換するタイプの換気システムはつかえないことになっていました。いまでは、改良されて寒冷地にも使える全熱換気システムは存在します。
顕熱交換でも上記のデメリットの一部は当てはまりますが、湿度は交換しません。しかし熱交換率はかなり低下してしまいます。

では、第3種換気はまったくだめなのでしょうか?第3種換気の場合は各部屋のドアにスリットをつけるなどして空気に流れを考えて設計しないと換気できない部屋があったり、室温が一定しないといった難しさがあります。それを補うには各部屋に排気ダクトを設ければいいのですが、それでは工事費がかかってしまって、一層のこと第1種にするかということになります。もちろん、第3種換気の熱交換率は0%です。外気が-10度の場合、給気も-10度です。せっかくの高気密高断熱住宅も台無しです。メリットは価格とメンテナンス性と電気代です。

どこかに両方のメリットをあわせた商品がないものかと探していましたら、ありました。
商品名はinVENTerといいます。
一見、普通の換気扇のようなのですが、全熱交換します。ドイツの製品なのでどこまで湿度のことに関して日本の環境に適応しているかとかメンテナンスの面倒さなどはわからないこともあるのですが、施工の簡単さは第3種換気とほとんど同じようです。これはいい!とおもったのですが、HPに書いてあることをよく読んでみると、なんと40坪で6台必要と書いてある!!、、、、ん、価格メリットは全然なさそうです。喜んだ分、すこし、残念です。

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八ヶ岳ホースケア牧場
プロフィール

かず

Author:かず
馬乗りです。
妻および愛娘(犬)あり。
世間一般には中年あるいはおじさんなどと呼ばれる年齢ですが、かたくなに認めません。
愛馬と家族とともに牧場を開業中です。

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