最近色々な人から牧場の開業時期についてご質問をいただきますので、進捗状況を書いておきます。
現在、工事の進捗は基礎工事に掛かったところです。基礎の完成が6月半ばというところまでは固まっています。その後は、私の希望的観測を含めて、厩舎の完成が9月最初。その後、多少の準備期間を経て若干頭数の馬の受け入れを開始します。
牧場としてのオープンは2014年5月を予定しています。
ここに書いたことはあくまでも現時点での予測です。開業や馬の受け入れ開始時期は大幅にずれることもありますので、ご了解ください。
今回は牧場とは何の関係もありません。単なる雑記です。
先日テレビで、人間にも微弱な電流(正確には電場)を感知する能力があるのではないか、という番組を放送していました。
これは視覚、嗅覚、触覚、味覚や聴覚の五感以外の感覚です。
これまでの研究ではサメが微弱な電流を感知する能力があり、これを捕食に利用していることはわかっています。
哺乳類ではカモノハシに類似する感覚器官があります。
しかし、人間にはそのような感覚器官はないので、微弱な電場を捉えることはないと考えられています。
番組でやっていた実験では、被験者の半数が電場の変化を感じていたようです(細かい実験方法や数字については説明されていなかったのでわかりませんし、また、実験方法にも問題があるようで、いわゆるプラシーボ効果を排除していませんでした)。
被験者の50%という数字はあまりに大きすぎますが、多くの中には特異的にこの感覚が優れている人がいてもおかしくはないでしょう。残念ながら私には全くありませんが、世の中には、何かやたら気配を感じる人がいます。ひょっとしたら、この電場を感じる能力かもしれません。いわゆる「霊感」というものの正体がこれなら面白いですね。
人間にかぎらず、あらゆる生命体は電気のお世話になっています。筋肉が動くときはもちろん、ゾウリムシが鞭毛運動するときも電荷を持った原子(イオン)の動きがそのエネルギーの源です。
サメは太古の昔から、その能力を利用して生きてきたわけですが、人間ははるか昔にその能力を放棄してしまいました。まあ、陸地に上がった時点でこの能力は、生存競争を生き抜く手段としては利用価値の無いものに成り下がったから仕方ないでしょう。
でも、その他の多くの能力がそうであるように、一見、進化の過程で失われたに見えたものが、実はちゃんとDNAの端っこに刻まれたままのものがあったりします。この電場感知能力はまさにこれではないでしょうか。
最初に人間には電場を感じるための感覚器官がないと書きましたが、これは正確には間違いです。耳の蝸牛の中に有毛細胞があり、これは耳に入ってきた音刺激を電気信号に変換します。人間が電場を感じられるとしたら、おそらく、ここ以外にはないでしょう。
霊感が強い人は耳鳴りや頭痛がする、ということを聞いたりしますが、そのこととも符合します。
また、場によるものだとしたら、同じ能力のある人が同じ場所で同じ様に感じるのも合点がいきます。
いってみれば、特定の花粉に反応する(花粉症の)人が、まったく視界にない特定の花が近くにあることを感じることとも似ています。もちろんアレルギー反応と電場感知は違いますが、ある意味、同じような能力ともいえます。
いままで、霊感とかスピチュアルなどと言われてきたことが、この電場感知能力で説明がつく可能性があるなら、ちゃんとした研究機関で検証してほしいところです。
本工事については工務店さんがしっかりやってくれていて、安心して任せているのですが、厩舎の床張り(ゴムマット、ゴムブロック)や塗装、それと、牧柵は自分でやるつもりでいます。
もちろん、全て任せてしまったほうが、いいものはできるだろうし、費用もあまり変わりません。
人件費や宿泊費、移動費を考えれば、むしろやってもらったほうが安いかもしれません。
でも、やはり、できるところだけでも自分で作った感は大切だと思います。
牧柵のための木材は地元の製材所で安く譲ってくれる話が付きました。
円安の影響で、輸入木材が高騰し、それに連れて国内産も価格が上がっているのですが、製材所さんの手持ちのもので良ければという条件で、格安にしていただけました。しかも、こちらの指定した寸法にカットしてくれます。
最初は間伐材の丸材を使用する予定でしたが、角材になったので外観はかなり良くなるはずです。
100本余りの角材の杭打ちはあまりにも大変なので、それだけは重機に頼ることにします。
残りの作業は板貼り300枚と塗装ですが、どのくらいか想像がつきませんね。
牧柵を施工し始められるのは、工事がこのままのペースで行けば6月中旬からですが梅雨ですね。
でも頑張ることにします。
長らく、更新できずに申し訳ありません。
牧場の準備はトラブルもなく、順調に進んでいます。
今は、造成工事も終わり、いよいよ、管理棟と厩舎の基礎に取り掛かろうとしているところです。
工事の進捗状況は写真を含めてフェイスブックで公開しています。
アドレスはこちらになります。
https://www.facebook.com/horsecarefarm今後も、公式なものはフェイスブックで、個人的なものはこのプログで書いていくつもりです。