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飼いについて(その3)

2回前のブログて現在与えている飼いの種類を書きましたが、これはいろいろな文献をみていまのところこれがいいと思っているものです。
例えば、粗飼料のチモシーとルーサン(アルファルファ)の違いを考えてみましょう。
カロリー数(可消化エネルギー数)だけで言えば、同重量比でルーサンのほうが20~25%多いです。
この理由で、馬が元気すぎるからルーサンはやめてその分をチモシーに切り替えようなどというのは間違いだと思います(もちろん、短期間なら問題ないのですが...)。
チモシーはイネ科、ルーサンはマメ科で含まれている成分がずいぶん違います。
ルーサンはチモシーに比べ、粗タンパク、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなどが多く、逆に粗繊維は少なくなっています。よく、ルーサンはチモシーの半分以上やってはいけないというのは、繊維質が少ないことからきているのでしょう。
濃厚飼料のふすまとえん麦についても書いておきます。
ふすまは麦糠ですが、リン、マグネシウム、マンガン、亜鉛が豊富に含まれます。
えん麦は昔は濃厚飼料の代名詞でした。確かに可消化エネルギー数は高いのですが、消化できる繊維量が少なく、馬に必要な成分もそれほど含まれていません。嗜好性が高いのがいいところでしょう。
えん麦は、嗜好性が落ちないようなら減らせていっても(あるいは0にしても)大丈夫だと思っています。

飼いについて(その2)

前回のブログでは具体的な飼いの量についてはあえて書きませんでした。
企業秘密...なんてことは全くないです。変動するからです。

ここ清里では夏と冬で気温が大きく違います(清里には限りませんが^^;)。仮に夏の飼いの量でそのまま冬に突入したら、すぐに痩せてしまいます。
馬は気温が低いことにはまったく平気なのですが、これは基礎代謝を上げているからです。
なので、(馬にもよりますが、)だいたい冬はカロリー数を1、2割増やすように計算して調整します。
まさにさじ加減というところですが、そのためには、なにより日頃の飼いの量を管理することが大切です。
濃厚飼料だけではなく乾草も毎回きちんと重さを計ります。
人間の感覚ほどいい加減なものはありません。とくに乾草は圧縮のされ方の違いなのかロットによって同じ嵩なのに重さが全然違ったりします。そして、人間は思い込みによってその違いに気が付かないのです。
30キロずつ縛られている乾草はいくつかのブロックに分離できます。その1つ1つのブロックはだいたい同じ大きさなのです。で、それをたよりに大体こんなものかと当たりをつけるのですが、いざ計ってみると1割ぐらいは簡単に違っています。もし、チモシーを2キロ与えていたと思っていたのが、実は1.8キロしかやっていなかったとしたら...。そのせいで痩せたとしても、餌の量が少なかったから痩せたのか、体調や病気のせいで痩せたのか見分けがつかなくなってしまいます。
そのためにも、給餌量は100%把握しておく必要があります。

さきほど書いた、冬と夏で餌の量を変える話も個体差が非常に大きいのです。一般的には若い馬ほど代謝の差は大きいのではないでしょうか?それと牝のほうが大きいです(たぶん^^)。

iPhoneの修理

牧場と全然関係ない話なのですが、軽く感動したので書いておきます。
今日、私のiPhone5sが修理から帰ってきました。といっても新品交換なので厳密には修理ではないのですが、、、。

数ヶ月前から、iPhoneの充電の調子が悪く、どうも満充電できていない時が多く、毎晩寝るときに充電しているのに、昼ごろに電池がなくなっているということが何回かありました。だんだん頻度が上がっているようにも思えます。
こんなとき、まずは「ケーブルを疑え」が鉄則です。
で、バルク品ではないApple純正品の1m Lightningケーブルをアップルストアでポチッとな、してしまいました(きっと疲れていたのでしょう)。
で、送られてきたApple謹製ケーブルは、かっこいい箱を別にすれば、いままで使用していたバルク品のケーブルと寸分の違いもありません。いくら老眼の目をこらせて、コネクター部分を拡大鏡でこれでもかというぐらい拡大しても同じでした。
嫌な予感どおり、その純正ケーブルでも症状は同じでした。
刺した時はちゃんと充電中のマークが出るくせにしばらくしてから見ると消えています。でも、「このアクセサリは純正じゃないから使ったらダメよ」みたいなメッセージは表示されません。
これはケーブルのせいじゃないという確信のもと、コネクタ部分を少しずらすと、何の事はない、充電中マークがついたり消えたりするじゃありませんか!!!
もっと早くやっておけばよかった。接触不良じゃないか!!私としたことが清水の舞台から飛び降りて買った純正ケーブルをどうしてくれる!!
で、ジャ~ンとエアーダスターの登場です。iPhoneのコネクタ部分に入念にそして結露しないように細心の注意をはらいながらシュッシュします。
で、再度、実験するも同じです。なんとなくホッとする自分がいました。
これはiPhone側の端子の問題だ。

そうなるとやることは決まっています。
まずはドコモショップに電話すると、アップルに直接連絡せよとのこと。
で、アップルのサポートに電話。意外にもすぐにスタッフに繋がり、症状を説明する。このとき、声を大にして、
「純正ケーブルを新たに買った」
といったのがよかったのかどうか、すぐに、修理対応するとのこと。
すぐに引取のための宅急便を手配してくれました。
アップルとの電話を切ってから、iPhoneのバックアップを最新にし、
ドコモショップに電話して、アップルが修理してくれるといっているからと説明して、代替え機を貸してもらいに行く。
(<------ここまで19日)。
20日の夕方に宅急便の人が専用の箱を持って厳重に梱包して持って帰りました。
22日に受領しましたメールがきました。
このときアップルのサイトで修理状況が確認できるのですが、メールが来た時にはすでに「Return」に。
でも説明にはpendingの文字が。ひょっとして何もしないで返送する気なのか、と一抹の不安を感じましたが、ここはアップルを信じてぐっと我慢です。
で、23日に交換品を発送しましたとのメールが^^
24日の午前中に交換品到着。
新品のiPhoneにiCloudから設定を戻します。
ここで1つ注意。
交換されたiPhoneのOSが最新になっていませんでした。iCloudのバックアップは最新のOSでとったので先にOSのバージョンアップが必要になります。一旦新規の設定を選んで先に進めて、OSのバージョンアップ後にもう一度、リセットしてiCloudからのバックアップをする必要があります。

この辺のことが終わって、ドコモショップに行って代替え機を返し、SIMの設定を元に戻してもらって完了。

という流れでした。

19日に連絡して、24日に交換品到着です。土日を挟んだことを考えると脅威の速さではないでしょうか?
これも全て純正ケーブルを買い直した、という語気の強さが産んだ結果なのでしょうか。
いや、きっとそうだ。そうに違いない。うんうん

飼いについて

以前に馬房の床や敷料、馬房掃除について書きましたが、次は飼いについてです。

まずは飼いのやり方ですが、
基本的に乾草(チモシーとルーサン(=アルファルファ))でカロリー的には十分な量を与えます。
乾草は1日5回(朝・昼・おやつ・夕・夜)に分けて与えます。
これは1回あたりの量を減らすことで胃の中に少量ずつ食べ物が入っている状態にするためです。
馬の胃は人間などと比べて非常に小さくかつ消化能力も劣っているので「空腹→大量の餌」なんてやると一生懸命に食べてしまって胃の中に食べ物が充満してしまいます。馬は嘔吐することができないので胃拡張による仙痛なんてことになりかねません。これは食べてから胃の中で膨らむ餌も同様の働きをしてしまうのではないかと思います。
たとえばヘイキューブやビートパルプなどを十分に水で戻さないでやっていると...(((((((( ;゚Д゚))))))))

あと、どうしても乾草だけでは不足する栄養素、ビタミン、ミネラル分を補う目的で、朝・夕に配合飼料とえん麦、ふすま、ビートバルブ(十分な量の水で1晩ふやかしておく)を混ぜあわせてダボにしたものを与えます。配合飼料にはビタミン類やある種のアミノ酸で乾草から得られないものが含まれているからです。ただし、規定量の1/4ぐらいで十分です。えん麦とふすまも嗜好性をあげるのと、リンやカルシウムなどを補う目的で少量加えます。
ビートパルプは最近(でもないか?)注目されている餌です。
要するに甜菜(砂糖大根)の搾りかすを固めたものです。柔らかい繊維の塊です。これは馬にとって良質の可消化繊維です。このことから仙痛の予防効果もあるのではないかと言われています。微妙な糖分が残っているのか(人間には甘みが感じられない程度ですが)、馬たちは大好きです。

あと、乾草や配合飼料の与え方ですが、乾草は馬房の床に直接置きます。配合飼料のダボは飼桶に入れて、これも床に置きます。よく、飼桶を釣ったり乾草入れ(ヘイバッグ)を馬の口の高さに設置しているところを見かけますが、馬の体は、低いところにあるものを食べるようにできています。自然では地面に生えている草を食べていることを考えてみてください。
馬は首を下に伸ばした時に気道を開きます。また、低いところから食べたものを胃に運ぶためにはより強い蠕動運動を促すことになります。

同様に水桶も低い位置にある方がいいです。放牧場では水桶は地面においています。まぁ、たまに蹴ってひっくり返したとしても大した被害はないですから。でも、馬房内ではあまりに床に近いところに設置したのでは、ウロウロするうちに引っ掛けてこぼしたり、場合によってはけがをすることになりかねません。なるべく低い位置で馬が引っ掛けたりしないということで、いまは馬房の水桶は前膝より高く、肩よりも低くなる位置にかけています。

牧場では水桶は金具でとめる馬専用のバケツを使用しています。毎日、馬房掃除のときにはずして洗って乾かします。クラブによっては、ウオーターカップのカップ部分が外せないものを使用しているところがありますが、いくらこまめに掃除したとしても、常時水があると、どうしても水垢や汚れが堆積して不潔になってしまいます。
同様に飼桶も毎回食べ残しなどは洗い流して、一旦乾かしてから、次の飼いの準備をします。
ホームページ
八ヶ岳ホースケア牧場
プロフィール

かず

Author:かず
馬乗りです。
妻および愛娘(犬)あり。
世間一般には中年あるいはおじさんなどと呼ばれる年齢ですが、かたくなに認めません。
愛馬と家族とともに牧場を開業中です。

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