土曜日に山梨競技場で行われたエンデュランス競技に審判員として参加しました。
いままではライダー(ずいぶん昔の話)とクルー(昨年)やボランティアとしての参加はあったのですが、審判員は初めてです。
準備としては、とりあえず、ルールブックを読んで、iPadにダウンロードしていつでも検索できるように本番に望んだものの、結局まったく出番なし。
競技開始から終了までそこにいただけというか。。。
まぁ何のトラブルもなく、平和に終わったことは良かったです。
今年のGWは日の並びが良かったこともあってか、近所のペンションも大入り満員だったようです。
で、日頃、全く人通りのない牧場の前の道路も、朝から朝食前の散歩の人が結構いっぱい通ったりします。
そこで、馬を放牧に出したりしているものだから、少し見せてもらっていいですか。。。という感じで入ってこられる方もおられます。
あまりムゲにするのも悪いので、スタッフ(主に私です)がついて少し説明しながらニンジンを馬にあげてもらったりします。
ほとんどの人はすぐに牧場が観光牧場や乗馬クラブではないことを理解してくれてマナーよく楽しんで、そしてスタッフが忙しいことも理解して、すぐに帰ってくれます。
GWだからといってスタッフが増えるわけではありませんので、観光のお客さんの相手をしているとそれだけ日常の業務が遅れていくことになります。それでも、近所のペンションの宿泊されている方で、馬に興味をもった人にある程度のサービスをすることは、ある意味、やらなければならないことかとも考えます。
しかしながら、このGWに限ったことではありませんが、小さなお子様(とくに小学生低学年ぐらい)で元気な子は、どうしても途中で退屈になり、いろいろなことをしてくれてしまいます。馬に何かするなんてことはない(それは一番最初に注意します)のですが、養生中の芝生の中に入ったり、置いてあるトラクタの隙間に入っていったり、などなど、、、まぁいろいろやってくれます。それを見ながら親はあまりダメなことだとは考えていなのか注意しないままだったりします。そんなことにまでいちいち目を光らせながら案内していたら、ほんとうに疲れます。
どこかの養老牧場で見学は一切お断りなんてところもありますが、たしかに、お客さんの相手をしても何の収入にもならないばかりか、仕事を増やされてしまうということが何回かあると、そうしたくなる気持ちもわかります。
誤解があってはいけないので繰り返しますが、そのような方はほんの一部です。でも、その一部の人のために見学を一切お断りにせざるを得なくなるのは悲しいことです。
きれいな風景の中、楽しそうに過ごしている馬を間近で見るのは、何も馬関係者だけに許された特権ではないでしょう。いままで馬に触れたことがない人にこそこの感動を味わって欲しいです。
「こんなに近くで馬を見るのは初めてです。」とか、「馬ってこんなに大きくてきれいな目をしているんですね!」なんていわれたら、やはり、見学禁止にはできません。
どうか、ご見学に来られる皆様、お子様を連れてこられるときは片時も離れずにそばに居てください。そして、子供さんが退屈してきたら、見学も終わりにしてください。
お願いついでにもう一つ、たとえ馬関係者の方であっても厩舎内に入るときや放牧地にいる馬に近づくときは必ずスタッフに声をかけてください。これは当牧場のルールですので、絶対に守ってください。これを守っていただけない場合は、たとえ、入厩を希望されて来られた方だったとしてもお帰りいただきます。
よろしくお願いします。