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アリとキリギリス

皆さんは「アリとキリギリス」というグリム童話をご存じですね。
なんとなく、子供ごごろにも後味が悪い話だと思ったものです。
遊び惚けたキリギリスが悪いのか、助けなかったアリが悪いのか、、、
働き者のアリが悪者にならないように、1年目は助けてその次の年にはさすがに助けなかったというつけたしまであって、なんだかなぁって感じです。
まぁ、童話だから事実関係はどうでもよくて子供に何らかの教訓(この場合は今は苦しくても将来のためにまじめに働こう)を与えるのが目的なのでしょうが、どうも奥が浅すぎて好きになれません。
そもそも、キリギリスの成虫は越冬できません。
だから、キリギリスさんは短い成虫生活を多いに謳歌し、子孫を残すことにのみ専念すればいいのです。
そして、アリは暖かい土の中で越冬するので、働きアリさんは一生懸命、食料貯蔵に勤しむべきです。
今の時代、多様性が求められています。
アリがいいのかキリギリスがいいのかなんて議論そのものが不毛です。
時と場合に応じて、臨機応変にアリになったりキリギリスになったりできれば一番ですね。

冬至と日の入りと日の出について

ご存知のように冬至というのは昼間の時間が最も短くなる日のことです。言い換えれば太陽高度が最も低くなる日のことです。
では、その冬至は日の出が最も遅く、かつ、日の入りが最も早いと思いますよね。
私も、いままで、至極当然にそう思っていました。ところが、
今年の冬至は12/22日ですが、
甲府市の、
日の出:6:51
日の入り:16:36
昼間の長さ:9:44、
日の出の最も遅いのは1/8で
日の出:6:56
日の入り:16:47
昼間の長さ:9:51、
日の入りが最も早いのは12/6で
日の出:6:41
日の入り:16:32
昼間の長さ:9:51、
になります。
日の入りについては 16日、日の出については 17日もずれています。
しかし、ずれ量はそれぞれ5分、4分です。
これに体感で気が付く人はかなりシビアな生き方をしている人に違いありません。

なお、ずれる理由ですが、自転軸が公転面に対し23.4度傾いていることと、地球の公転軌道(黄道)が楕円であることでその差が生じるのですが、計算式は結構複雑です。

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八ヶ岳ホースケア牧場
プロフィール

かず

Author:かず
馬乗りです。
妻および愛娘(犬)あり。
世間一般には中年あるいはおじさんなどと呼ばれる年齢ですが、かたくなに認めません。
愛馬と家族とともに牧場を開業中です。

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