FC2ブログ

蓄熱材の話

またまた前回の続きです。

蓄熱材について調べて見ました。
単純に安価なのは水ですが、取り扱いが厄介です。貯水槽を床下に置くことも考えられなくも無いですが、メンテナンス性や万が一漏れた場合のことも考えるとちょっと難しいでしょう。また、熱交換には別のシステム(機器)が必要になり、結局は高くつくように思われます。

次に、前回の話から出ているモルタルやコンクリートで発熱体を覆ってしまうやり方です。これも安価です。(蓄熱式暖房器に使われているレンガも同じ考えです。)
ただ、やはりメンテナンス性では問題があるのは確かです。発熱体(温水ホースまたは電気ヒータ)を埋設してしまいますので、何らかのトラブルがあった場合にどうしようもありません。また、水でもモルタルでも比熱が小さく、顕熱型の蓄熱材はそれ自体の温度変化が激しいという欠点があります。蓄熱し終えた状態で45°で30°まで放出させるとして、その温度変化はそのまま室温の変化に現れることになります(もちろん、空気の暖まり方・冷え方の時間差があるので多少緩和されるはずですが)。

それに対して、潜熱蓄熱材というものがります。水和物なのですが、化学的には単純なものです。
例えば硫酸ナトリウム10水和物(Na2SO4・10H2O)は蓄熱量が155J/g(25->35°C)です。
水の3.7倍です。
もし、これの扱いが簡単で、安価に手に入るのなら、15.7kwのヒータで8時間温めれば一日分の熱量が確保できることになります。で、その量ですが、37kcal/kg なので 108000/37=2918kgとなります。発熱している間の分は蓄熱する必要はないとしても 2t近くは必要です。うーん、温度変化の緩衝材としては使えるかもわからないけど、これだけでやるのはやっぱり難しそうです。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

ホームページ
八ヶ岳ホースケア牧場
プロフィール

かず

Author:かず
馬乗りです。
妻および愛娘(犬)あり。
世間一般には中年あるいはおじさんなどと呼ばれる年齢ですが、かたくなに認めません。
愛馬と家族とともに牧場を開業中です。

カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
カウンター